省エネ、省CO2、快適空調など最適な技術・ソリューションをご提供します。
2015年4月から施行された改正フロン法(フロンガス排出抑制法)への対応が急がれています。改正フロン法では、フロンガスが充填された空調・冷熱設備に対して、その能力に応じて1〜3年に1度、クルマの車検のように定期点検等が義務化されました。
ヤマトでは、冷蔵設備を運用するお客様に、自社開発したブライン冷却式氷蓄熱システム(ウルトラ エコ・アイスシステム)の熱源に、CO2冷凍機を導入したフロン不使用の冷却システム(ノンフロン ウルトラ エコ・アイスシステム)をご提案しています。
平成26年度「経済産業省・省エネルギー型代替フロン等排出削減技術実証支援事業」「前橋市公募型共同研究」の補助金交付を受け、ノンフロン化と省エネ性の検証を終えています。
代替フロンによる冷却システムへの新規入れ替えを基準に比較すると、ノンフロン ウルトラ エコ・アイスシステムは蓄熱槽を併設するため導入コストは10〜15%ほど高くなるものの、ノンフロン化補助金を利用できれば、逆に20〜25%導入コストが安くなります。また、蓄熱の効果により、ランニングコストは約30%削減、電力デマンドは約20%削減できます。
二重投資※を懸念するユーザー様、特に郊外型店舗の既設(R22使用)改修に最適です。お店のホームドクターである施工業者様、メンテナンス業者様と共同でシステムを導入するプランを用意しています。
株式会社ヤマト事業開発部 TEL:027-290-1846 《担当 柴山・松沼》
※環境先進国(ヨーロッパ、北米)には代替フロンも規制する動きがあることから、代替フロン使用への転換工事を行っても、近い将来、さらにノンフロン化への転換工事を迫られる可能性が高いため、二重投資になる懸念があります。
環境新聞(平成27年4月8日発行)、空調タイムス(平成27年3月11日発行)に、R22のフロンガスを使用する冷蔵ショーケースの部分改修で、自然冷媒化が可能なヤマトの「改造型 ノンフロン ウルトラ エコ・アイスシステム」の記事が掲載されました。