大温度差蓄熱システム導入事例

医療法人大誠会 内田病院 様 《群馬県沼田市》

内田病院

熱源システム更新で過去3ヶ年の平均値と比較し、ランニングコストを約39%削減。

医療法人大誠会様は、主要施設として、内田病院・介護老人保健施設《大誠苑》、認知症グループホーム《ゆうゆう・うちだ》を運営する、総合医療・介護機関です。
内田病院様では、熱源システム更新により、過去3ヶ年の平均値と比較して、ランニングコストを約39%削減、一次エネルギー消費量を約24%削減、CO2排出量を34%削減することができました。

ランニングコストとエネルギー消費量

CO2排出量

お客様からの声

医療法人大誠会理事長 内田好司先生は、ヤマトの技術に対して、次のような文を寄稿してくださいました。

「CO2の削減は健康に対する観点からみれば、煙草の煙り程直接的な関連性はないけれど、CO2を排出していることは、広い意味での健康的な環境を守っているとはいえない。まして地球規模で今後の事を考えるならば、医療人として関心を寄せるべき問題と受け止めていた。
当会は建設当初から22年が経ち、内部の増改築等に関しては随時必要に応じて対応してきたが、今般冷暖房機の耐用年数が経過し入替が生じた時、株式会社ヤマトさんの勧めがあり、重油方式から夜間電力方式に大幅な改築を行った。
25メートルプールに相当する貯水槽を地下に埋設、夜間電力を使用して運用を始めた。窓もすべてペアガラスに取り替え、冷暖房効果を高める事とした。その結果、重油の使用量は激減、CO2削減に貢献することができた。もう一歩、給湯ボイラーを入替する事で、ノンオイルの医療環境が実現する予定である。
また、対費用効果は、当初の株式会社ヤマトさんのシミュレーションを上回る結果を出しつつ、進行中である(1年を経過していない)。入院入所の方々はもとより、職員に対しても年間を通じて快適な環境を提供する事ができて、管理者としては嬉しい限りである。」

内田好司先生

理事長の内田好司先生

施設概要

施設名称 医療法人大誠会 内田病院
所在地 群馬県沼田市久屋原町345-1
建物概要 鉄骨造6階建 延床面積  10,301m2
用途 病院 老健施設
竣工
昭和63年9月
更新工事竣工 平成21年12月

システム概要

建築工事 窓ガラス更新工事(Low-e複層ガラス)
空調熱源 高効率大温度差蓄熱空調システム
空冷ヒートポンプチラー50馬力×6基
蓄熱槽 温度成層型水蓄槽570m3
遠隔監視 ヤマトTASKPLUS
その他 空調機は既存利用(一部更新)

医療法人大誠会内田病院様ホームページ http://taiseikai-group.com/別ウィンドウ表示

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