技術・ソリューション

省エネ、省CO2、快適空調など最適な技術・ソリューションをご提供します。

CO2ウルトラエコ・アイスシステム(UEIシステム)

ブライン冷却式氷蓄熱システム

CO2ウルトラ エコ・アイス ユニット

特許 第6582102号

システムの特徴

  1. 1.熱源機に自然冷媒のCO2 冷凍機を採用
  2. 2.ブライン( 不凍液)を供給し冷却
  3. 3.外気温度の低い夜間に蓄熱運転
  4. 4.独自の方法で霜取り運転
  5. 5.安定した温度品質を提供
  6. 6.デマンドレスポンスに対応
2次冷媒であるブラインにはプロピレングリコール20%溶液を使用

省エネ性

電気使用量の低減

システム電気使用量比較

CO2 ウルトラ エコ・アイス(CO2 UEI)システムの熱源は主に外気温度の低い夜間に連続運転となり、高効率な運転が可能となります。

システム電気使用量5%〜10%低減

経済性

ランニングコストの低減

電力デマンド比較

CO2ウルトラ エコ・アイスシステムの熱源は主に夜間に運転するので電力デマンドのピークシフトが可能であり、電気の基本料金を低減できます。

電力デマンド20%〜30%低減

電力デマンド比較

省エネルギーと電力デマンド削減により、ランニングコストの低減ができます。

電気料金15%〜25%低減

ライフサイクルコスト試算
5〜6年で増加分は回収可能

商品の劣化要因を抑制商品価値を保持します。

環境省 自然冷媒補助金の活用

イニシャルコストは環境省自然冷媒補助金を活用することで低減が可能です。さらに、CO2 ウルトラ エコ・アイスシステムはランニングコストを減らすことのできる蓄熱システムのため、長期間のご使用でお得となります。
※補助金活用には、一定の条件があります。

高鮮度保持

温度変化の少ない保存環境の提供

鮮度を保つ温湿度で商品ロス削減!

CO2 ウルトラ エコ・アイスシステムは、ブライン(不凍液)を冷媒に採用し、独自の運転制御により、安定した温湿度環境を実現します。

商品の劣化要因を抑制商品価値を保持します。

ウルトラ エコ・アイスシステムと直膨方式の冷蔵庫(+5℃)温湿度比較

ブライン冷却システムは、冷蔵庫内の商品を高鮮度に保持することができるシステムです。

ブライン(不凍液)を冷媒に採用したウルトラ エコ・アイス システムは従来の直膨システムに比べて冷却器の着霜を低減することができます。独自の方法で行う除霜は短時間で完了し、冷蔵庫内の温度変化を少なくできるので、冷蔵庫内の水分を必要以上に取り去ることがなく、商品を高鮮度に保持することができます。

食品の鮮度を保持し商品価値を保つためには安定した温湿度環境が不可欠→当社技術を活用した「高鮮度空間の創出」をご提案

蓄熱は、エネルギーをかしこく貯めてかしこく使えます

デマンドレスポンスに対応(電力需給に対応)

[蓄熱]

夜間の電力需要の低い時間帯に冷凍機を稼働させ熱を貯める。

[放熱]

昼間の電力需要の高い時間帯に冷凍機は運転せず、貯めた熱を利用して冷却する。

蓄熱槽を蓄電池のかわりとして利用

~冷凍機10馬力を使用した場合、約6時間の運転が可能~

  UEIシステム 蓄電池
導入コスト 50% 100%
利用方法 再生可能エネルギーの過剰出力分を冷熱として貯める。貯めた冷熱を冷却用途で利用。 再生可能エネルギーの過剰出力分を電気として貯める。貯めた電気を各種用途で利用。

今後の冷媒について

キガリ改正に基づく国全体の消費量の限度の変化

2016年10月にルワンダのキガリにおいて開催された「モントリオール議定書」の第2 8回締約国会議において、代替フロン(HFC)の生産及び消費量の段階的削減義務等を定める本議定書の改正(キガリ改正)が行われました。日本を含む先進国は、上図のように2019年から削減を開始し、2036 年に85%削減することが義務付けられました。

フロン排出抑制法における指定製品区分別の環境影響度(GWP)の目標値・目標年度

  現在使用されている
冷媒の種類
GWPの目標値 目標年度
コンデンシングユニット及び
定置式冷凍冷蔵ユニット
(圧縮機の定格出力が1.5kW以下のもの等を除く)
R404A(3920)
R410A(2090)
CO₂(1)
1500 2025年
家庭用エアコンディショナー R410A(2090)
R32(675)
750 2018年
店舗オフィス用エアコンディショナー R410A(2090) 750 2020年

CO2ウルトラ エコ・アイスシステムについてのご相談は、お気軽にご連絡ください。

株式会社ヤマト事業開発部 TEL027-290-1846

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